トラブル対策 「オンラインゲーム」 |
オンラインゲームにログインしたところ、「持っていたはずのゲーム上のお金やアイテムが無くなっていた」「ID・パスワードが勝手に変更され、ログインできなくなった」など、お金やアイテムを狙ったトラブルが発生しています。また、利用者とゲーム運営会社の間での問題点も少なくありません。次のような点に気を付け、トラブル発生を予防しましょう。
【 オンラインゲームで遊ぶ前に 】
・利用するゲームの「利用規約」を確認しましょう(運営会社によって規約は異なる事があります)
・「ゲームの運営状況」「不正利用者の管理状況」「実際の利用者の声」などの情報収集をしましょう
・トラブルにならないよう、ルールやマナーに気をつけましょう
【 パスワード管理 】
・異なる ID(サービス)に、同じパスワードは使わないようにしましょう、アカウント乗っ取り被害が多発しています
・パスワードには誕生日や、IDから推測できるような簡単な単語などではなく、意味のない英数字の羅列など、推測が難しいものにしましょう
・定期的にパスワードを変更するようにしましょう
・問い合わせなどで不用意にパスワードを教えないようにしましょう
・パスワードを紙にメモしている場合には、他人に見られないよう厳重に管理しましょう
・また、ゲーム上でキャラクターを自動で動かすなどの機能を持つプログラムが第三者から公開されている場合がありますが、こうしたプログラムの中にはパソコンからID・パスワードを盗むようなものもありますので使わないようにしましょう
【 不正アクセスのトラブルにあった場合 】
・被害にあったと焦ってしまい、家族や友人がゲームをしていたなど勘違いということもあります、落ち着いて確認しましょう
・最近の利用状況(ログイン時刻)などがわかる場合は、これを確認して記録しておきましょう
・不審な場合には、オンラインゲーム事業者に状況を知らせて相談してください
・不正アクセス後もログインできる場合には、今まで利用していたパスワードを新しいものに変更しましょう
・ウイルス対策ソフトを利用して、パソコンに不正なプログラムやウイルスがインストールされていないか確認しましょう
・アイテムなどのデータは日本の法律で、今のところ被害品として認められていません
・アイテム譲渡(交換)などの行為は運営会社の規約で禁止されている場合もありますので利用規約を再確認されるとよいでしょう
不正アクセス被害にあった場合は、被害の拡大を防ぐために、被害を受けたサーバコンピュータからインターネット回線を外し、事後調査に必要な情報保全のため、被害発生前後及びそれ以前のログやファイルの適切な保存しましょう。
そして、所在地を管轄する警察署、又はサイバー犯罪相談窓口や独立行政法人情報処理推進機構 情報セキュリティ安心相談窓口へ通報 、相談しましょう。
※ 注意:不正アクセス禁止法違反において、被害者はゲーム利用者でなく「サーバ管理者(ゲームサイトの運営側)」になります。
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